海人工房資料館ハマスーキ

本ハギ

	本ハギ
	資料番号：	ー
	分類：	実物
	制作時代・年代：
	寸法：	1050×280（mm)
	員数：	２艇
解説：①本ハギはハギンニ（接ぎ舟）の一種で、南洋ハギなどと区別するために本ハギといい、また、糸満で考案されたので糸満ハギともいう。 1880年ごろ、屋号「高嶺拝見」の上原亀が、時化に弱い丸木舟に代わる舟ができないものかと試作。これを屋号「徳玉江」の金城徳が改良し、現在見るようなハギン二に仕上げたという。厚手の杉材を使用し、部材を刳り抜く工程があり、部材の接合にフンルーやルークギ（竹釘）を使用し金属釘を使わないで製造される。