--> 海人工房資料館ハマスーキ

海人写真家 古谷 千佳子

東京生まれ。沖縄在住。命と向き合い、裸一貫で海の仕事をする沖縄の漁師(海人=うみんちゅ)に惹かれ、20代で沖縄に移住。潜水漁業など海の仕事に就いた後、写真家となる。

沖縄の伝統漁業の撮影を続け、2007年に毎日放送『情熱大陸』で「海人写真家」として取り上げられた。2010年より、全国に点在する海女の撮影を開始。海に潜る男(海人)と女(海女)の住む漁村の撮影を続け「人と自然の調和」をテーマに取材を続けている。

また、沖縄発祥の伝統空手・古武道の世界に飛び込み、空手歴9年、現在四段。体当たりでの取材を得意とし、沖縄県民体育大会・古武道サイの部での優勝履歴を持つ。「力でなく技」で繰り広げられる、海人、海女、武道家の「技」の体得を目指すことで、見えてきたものを大切に、じっくり取材を進めている。