--> 海人工房資料館ハマスーキ

東風平朝正

1947年糸満高校にて教員生活をスタートさせた東風平さん。

糸満の風景や人々の暮らしに関心を寄せ、当時大変貴重だったカメラを給料2か月分の金額で購入し、漁港を中心に漁に向かうウミンチューや港での水揚げ風景、カミアチネーの女性、クジラ工場の作業風景などを撮影しました。

「当時の糸満は、生き生きとして活力に溢れていました。日本製のフィルムは高価で、米軍基地内の売店から知人を通して安いフィルムを手に入れることができたので、これだけの作品が残せたと思います。」また、「誰もがカメラを向けると撮影に応じてくれました。通りひとつとっても毎日表情が異なるんですよ。」と話していました。